西澤シンゾーのブログ。ボカロ曲作ったり、潜水艦ネタ、その他雑記等適当にやってます。
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    不思議をみつめて

    自分のお気に入りのミュージシャンがCDを出した。
    けれど、無粋なタイミングのリリースだったり、既に似たようなアルバムが発売されてたり、金儲けに走ったのか?なんて思えるようなCDってありませんか?
    それはひょっとしたら、作家の意向を無視したCDリリースかもしれませんよ。
    は?イミフって人がいると思いますが、これはレコード会社(出版会社)と作家の関係の問題なんですよね。これがこじれると、YMOのようにCD再販を謝罪したり、宇多田ヒカルみたいにCD買わなくていい発言したりってなります。
    知ってる人は知ってるけど知らない人は全く知らない、話題です。ぶっちゃけると平沢進氏のインタビューを見ればそれでいいんですけどねw

    何故こんな事を書いてるかというと、先日ヒカシューというグループのCD「不思議をみつめて」を買いました。実はこのCD、内容は「超時空世紀オーガス02」というアニメのサウンドトラックなんですよ。マイナーなアニメですが、見応えがありますのでおすすめです。(また後日語る予定ですw)そのアニメの音楽担当がヒカシューだったのですね。それで当然アニメのサントラとしてCDは発売されていたのですが、今となっては廃盤ですから、プレミアのつく入手困難な品となっていました。ところが最近サントラとしてではなく「不思議をみつめて」というタイトルでほぼ同じ内容のCDが再販されていたので即購入しましたw
    その中にヒカシューのメンバーへのインタビュー記事が付いていて、大変面白い情報が書いてあってなるほどなと感心して読みました。その中でいくつか特徴的な話があったので紹介します。

    まず面白いと思ったのは、アニメの曲としてだけでなく、自分たちの作品としても成り立つ物でなければ仕事をうけないという条件を提示していたこと。
    個人的に歌手もアイドルもロックバンドもまとめてアーティストと呼ぶのは好きじゃないのですが、こういう気概を持った人たちはアーティストと言いたいですね。
    そういったこだわりの結果、アニメでしか使われてない曲、CDにしか収録してない曲があるそうです。曲を入れるタイミング等をアニメ制作側と何度も打ち合わせしたらしく、アニメの制作側としてはうるさい担当者だなぁと思っていたかもしれませんねw
    最近はそういったやりとりが簡略化されていて、その上ED曲(OP曲も)は取って付けたような新人歌手やアイドルのタイアップになってしまう営業手法は、作品を台無しにするといった提言もされてましたね。これはごもっともだと思います。

    もう一つ面白かったのは「超時空世紀オーガス02」というアニメは全部で6話あり、そのうち1〜4までがヒカシューが担当し、残りの5話と6話は当時ヒカシューのメンバーだったトルステン・ラッシュ氏が一人で担当していた。初めて見た私は、これはヒカシューの音楽があまりに独自性が強いので、もう少し一般的な音楽に歩み寄る為の担当変更かな?と思っていました。記事によると当時多くの人が同じような事を思っていたようです。
    ところが、実際は制作会社の変更により、楽曲の著作について契約変更を迫ってきたため、それを突っぱねたそうです。そして困った制作側はタイトルを出さずトルステン氏個人に発注した、という経緯らしいです。

    ここで冒頭に述べた話に関連してくるんですが、楽曲の著作権についてですね。
    普通の人は、楽曲の著作権って作詞作曲した人もしくは歌手あたりが持ってるんじゃないの?って思ってる人も多いと思います。
    しかしコレまでの音楽業界の多くは、作家さんが作った曲を、レコード会社や音楽出版社に譲渡してCD等を発売し、その売り上げを、レコード会社や作者やジャスラックなどと分け合う形をとってきたわけです。
    つまり、一般的な楽曲の著作権というのは作者ではなくレコード会社が持っています。その結果、CDリリースした楽曲は作者の意向とは関係なく、レコード会社勝手にリリースしたりしても問題ないわけで、作者が出したくないといっても、もう権利を譲渡してしまっているので何も手を打てないわけです。

    そういう状況になりたくないヒカシューは事前に交渉をして、楽曲の著作権をレコード会社に渡さないという条件を提示していたのです。そのおかげで、今回「超時空世紀オーガス02」のサントラを再販する事ができたようです、ただアニメの名前やイラストを使うなという条件がついたらしいですけどね。
    となると、おそらくトルステン氏の担当した後半5話と6話の楽曲はレコード会社に譲渡してると思われるので、レコード会社が発売するよと言わなきゃ、世に出ないんでしょうね。
    元々5話と6話のサントラは当時もリリースされていませんから、再販ならまだしも、何十年も前のアニメの5話と6話だけのサントラが新たにリリースされるとは思えないんですよね。トルステン氏の音楽も大変面白く、特にOP曲やED曲は素晴らしいので是非とも商品化して欲しいんですけどね・・・。

    今回の「超時空世紀オーガス02」の前半部分のサントラCDである「不思議をみつめて」がたくさん売れれば、後半のサントラも出してくれるかも?という願いを込めつつ、ニコニコ動画に後半のOP曲「宇宙で見た夢」がアップされていたので紹介しておきます。

    ▼「超時空世紀オーガス02」後半のOP曲「宇宙で見た夢」
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    [ 2012/10/11 16:23 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)
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    西澤シンゾー

    Author:西澤シンゾー
    楽器全く弾けない+楽譜が読めないwという下手の横好き音楽してます。あと潜水艦のネタもやってました。最近やってないですw

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